【復縁のきっかけになったLINEアリ】ケース別にみる復縁のきっかけエピソード・体験談

大好きな彼と図らずも別れてしまい、「やっぱり元に戻りたい、復縁したい」と思っても、一体何をどうすればいいのか・・・と八方ふさがりになってしまいますよね。
今回は、過去に同じように悩んだ2人の女性の実際の体験談を紹介しながら、復縁のきっかけになったこと、復縁にいたった要因などを検証していきたいと思います。

ぜひ復縁のきっかけの足掛かりにしてみてください。

1．記念日やイベント時の連絡が復縁のきっかけに
- あきこさん（30代前半）の場合
- あきこさんの復縁成功ポイント
２．大喧嘩の末険悪な状態で別れたのに、復縁できたきっかけ
- みのりさん（20代後半）の場合
- みのりさんの復縁成功ポイント
復縁のきっかけ・成功例はこの限りではない

1．記念日やイベント時の連絡が復縁のきっかけに

2人だけの記念日やイベントごとをきっかけに連絡を取り、復縁にいたったケースは多くあります。

あきこさん（30代前半）の場合

元彼と付き合った期間：1年
元彼と別れた理由：元彼から「気持ちが冷めてしまった」と言われた
別れてから復縁までの期間：8か月
復縁のきっかけ：誕生日にLINEした

彼はわたしが通っていたジムのインストラクターでした。あるとき、偶然色違いのスポーツタオルを持っていたことから話が弾み、意気投合して付き合うことに。
ジムでも人気者の彼にはたくさんのファンがいて、ジム内ではもちろん2人が付き合っていたことは内緒にしていましたが、好きな人が一生懸命お客さんを楽しませようとする姿を見るのはとても幸せで、まめにデートの時間も作ってくれて順風満帆な時間を過ごしていました。

ところが、何の前触れも兆候もなく、ある日彼から突然「あきこのことを好きなのかわからなくなってしまった。気持ちが冷めてしまった」と言われ…。ショックのあまりジムもやめ、休みの日も引きこもりがちに。
どうしても諦められなくて何度も連絡をしようと思いましたが、「もう新しい彼女と付き合っているかもしれない」と思い踏ん切りがつかず、しばらく何もできずもやもやした日々を過ごしていました。
そんなわたしを見かねた友達に誘われて行った街コン・合コン。それなりに楽しめたけど、どうしてもその場にいた男性たちと彼を比べてしまって、「彼以上の人はいない」と思ってしまい…。
彼にはもう彼女がいるかもしれないけど、でもやっぱりどうしてもこのままは嫌。彼とまた会いたい、復縁したいと考えるようになりました。

そう考えるようになったころ、偶然にもまもなく彼の誕生日だと気づき、「イチかバチかで誕生日の連絡をしてみよう」と決意。こんなLINEを送りました。

実際に送ったLINEの内容

ひさしぶりだね！元気にしていますか？
そして、お誕生日おめでとう。
この前ネットで「●●」の映画を見て、そういえば前に一緒に見たなぁって懐かしくなって。
それで元気にしているかなと思って、連絡してみました。
仕事は順調ですか？いつも、疲れが取れなくても頑張って仕事してた姿見てたから、無理していないか心配です。無理し過ぎないで頑張ってね。

「これで返事が来なかったらきっぱり諦めよう」そう思って思い切って送ったところ、なんとその日のうちに彼から返信がありました。
それをきっかけに食事に行くようになり、彼の方から「また付き合ってほしい」と言われました。

あきこさんの復縁成功ポイント

あきこさんの行動で、復縁成功のポイントとなっていることが2つあります。
ひとつは、「半年以上の冷却期間を置き、その間一切連絡しなかった」ということ
もうひとつは「送ったLINEに復縁したいことを匂わせる内容を一切書かなかったこと」
これらは客観的な復縁成功のセオリーともいえるものですが、それ以外に彼が心を打たれたのは「一方的な別れ方をしたのに、いまだに自分を理解して心配してくれている」というあきこさんの気づかいの部分も大きかったようです。

記念日やイベント時は、連絡するのには一番いいきっかけです。誕生日以外にも、お正月の「あけましておめでとう」メールでもいいでしょう。よほど険悪になって別れたという場合でなければ、このような機会を利用して、連絡してみることが復縁のきっかけとなりえます。

２．大喧嘩の末険悪な状態で別れたのに、復縁できたきっかけ

先ほど紹介した例では、「よほど険悪になって別れた以外では」というふうにお伝えしました。では、険悪になって別れてしまっても復縁できた人は、何がきっかけで復縁に成功できたのでしょう。

みのりさん（20代後半）の場合

元彼と付き合った期間：3年
元彼と別れた理由：みのりさんのわがままから大喧嘩に発展
別れてから復縁までの期間：1年
復縁のきっかけ：共通の友達がセッティングした飲み会

彼とは大学で知り合い、一緒に授業を受けたり飲みに行ったりするうちに自然な流れで付き合うようになりました。
卒業してお互い社会人になり、2年ほどたった頃、彼が大きなプロジェクトのリーダーに抜擢され、以降たびたび帰りが遅くなったり、休日出勤をするようになったことから、すれ違いが生まれてきました。
私はもともと彼氏には構ってほしい・甘えたいタイプ。不安になってしまうから、今までの付き合いのリズムが崩れるのも本当はすごく嫌なんですよね。

彼が大きな仕事を任されていることに対して、応援したい気持ちはある反面、いつもは週に1回は会えていたのに、2週に1回になったり、ときには3週間も会えなかったり。
友達からは「好きならどんなに忙しくても時間作るもんじゃない？」と言われたこともあり、不安になって、ある日その気持ちを彼にぶつけてしまいました。
結果的に「忙しいんだから仕方ないだろ、わがまま言うな！」と一喝されてしまい…私も意地になって「もういい！」と言ってしまい、勢いで誘われた合コンに行ってしまったんです。

合コンでは特に何もなかったものの、数日後、彼に合コンに行っていたことがバレてしまい、大喧嘩になってしまいました。
「こっちはこんなに忙しくしてるのに呑気に浮気してるのか！」
「そっちが少しでも時間作って会ってくれないのが悪い！」
冷静になれば私も悪いことは明白なのですが、つい意地になってしまい、自分の非を認めることができずに結局は別れることに…。

自分だけ我を通してしまったのではないかと、別れてやっと冷静に考えられるようになりました。付き合っていた期間が長かっただけに、彼のいない生活はとにかく寂しかったけれど、合わせる顔もないと思って連絡もできませんでした。
別れてからほどなく、学生時代の友達から「ボイストレーニングを習うんだけど一緒にやらない？」と突然誘われ、寂しさを埋めるためにも何か新しいことをしたいと思っていたので、迷いなくOKしました。
普段出さないような大きな声を出したり、これでもか！というぐらいに大きな複式呼吸をしたりと、単に歌うだけじゃなく意外に体力を使うので、いつもへとへとになって帰宅。ストレス解消にもなるし、歌うことはもともと好きだったので、だんだんと夢中になっていきました。

それから1年ほどたった頃、歌の発表会がありました。その発表会に、何と友達が彼を始め、大学の同期を何人か呼んでいたのです。発表会の後にみんなで飲みに行ったとき、久しぶりに彼と落ち着いて話すことができました。
あの頃いかに自分がわがままだったかを実感して後悔していたこと、彼の気持ちも考えずに彼を裏切るような行動をしてしまったことを謝ったところ、「自分も悪かった」と彼も謝ってくれたんです。
また、歌のレッスンのことをたびたびSNSに投稿していた内容も見ていてくれていたようで、「今日楽しみにしてた」とも言ってくれました。
それからほどなくして、私たちは復縁することになりいまもとても仲良くやっています。

みのりさんの復縁成功ポイント

みのりさんは長年付き合っていた彼に対し、わがままを言ったり、半ば裏切りと思われても仕方のない行動をしてしまいました。彼にも余裕がなかったとはいえ、みのりさんは自分が原因で彼を手放してしまったことになります。
自分から別れの原因を作ってしまってからの復縁というのは正直難易度は高いです。

それでもみのりさんが復縁に成功したのは、

別れてから実際に会うまでに、多くの時間（1年）が経過した。その間連絡もしなかった
恋愛以外に夢中になれることができた
共通の友達がいた
再会時に、付き合っていたころの反省と謝罪をきちんと言えた

という点が復縁成功の大きな要因といえるでしょう。
特に大きかったのは、「恋愛以外に夢中になれることができた」ということです。

学生時代からずっと彼一筋だったみのりさんは、彼が生活の中心でした。彼もそれをわかっていました。しかし別れてから、悲しみに暮れることもなく、下手に連絡もよこさず、自分らしく生きようとしている彼女の姿をSNSで見ていて、彼は彼女を見直し、また少し寂しさも感じていたそうです。
また、みのりさんが過去に2人がなぜ別れることになったのかもきちんと理解し反省していたことから、彼の気持ちが固まって復縁にいたったそう。

険悪に別れてしまった場合は、このように、自分の悪かった部分を顧みるところから始めるのが復縁のきっかけのスタートとなるのかもしれません。